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わたしがよく使う英文フォントその4。Trajan | トレイジャン 【フォント】

今日から4日間は
作業dayが続きます

溜まっていたタスクも
少しずつ片付いてきており

ちょっとまだ
追われてる感はあるけど
前よりは落ち着いてきた笑

少しだけ人にお願いすることが
できたからかもしれません

参考記事:断捨離から学ぶ、手放すことで生まれる時間のゆとり。〜 時間の使い方を考える 〜【仕事のこと】

オリジナル絵本作家
グラフィック・ウェブデザイナー
倉田美幸です



プロフィールはこちらです^^

オリジナル絵本については
こちらをご覧ください^^

さて
今日はまた
フォントのお話です

今日は朝から
このフォントを多用した
チラシを作っていたので

これに決めました←単純

以前の記事
その1:MrsEaves | ミセス・イーヴス
その2:Copperplate | カッパープレート
その3:Garamond | ガラモン(ギャラモン)

Trajan | トレイジャン

割と最近知ったんですが
読み方は

トレイジャン

というらしい笑

トラジャンだと思ってた←

フォントの読み方って
結構わかりづらかったりして
間違って覚えてたりするから

勉強になって良いです…笑笑

格式の高いフォントとして
綺麗めのデザインでよく使います

作った人。

1989年にAdobeの書体デザイナー
Carol Twombly(キャロル・トンブリー)
によって制作されました

元々の書体は
2000年前のローマに建てられた
トラヤヌス帝記念柱の碑文
と言われています



こちらがその碑文(画像はお借りしました)

碑文というだけあって
格式の高さが伺えますね

ローマン体(セリフ体)の母
とも呼ばれており

世の中にあるセリフ体の
ベースになったフォントとしても
有名です

文字の特徴。

スモールキャプス(小文字がない)フォント

その1:

でも紹介した

スモールキャプス書体
(小文字がないフォント)

この当時は小文字という概念がなく
大文字だけしか作られていなかったため
このフォントも大文字のみ

高さが揃うので
綺麗に見えますよね

文字の幅が全然違う

特に特徴的なのが
大文字のQ

尻尾がビヨーンと伸びていて
実際は文字の下に
尻尾が入り込むような感じです

Jの払いの部分とか
あ 入れてないけど
Rの払いの部分とか

シュッとしてて好き!!!←

使われているところ。

映画のポスターが人気みたいです

やっぱりなんか
古く格式高いような
イメージの映画に
よく使われている印象

こちらのフォントが
すごく流行った時があって

Trajan使っとけばおっけー

的な時代があったらしい

ブランドロゴ



ゴディバ公式サイト(画像はお借りしました)

意外にもゴディバのロゴは
Trajanを基にしているそうで

セリフ(飾りの部分)を取って
ロゴにしているのだとか

知らなかったなー
勝手にOptima(オプティマ)かと思ってた
このフォント↑についても
またどこかで書きますね笑

まとめ。

ちなみに今日は
結婚式場が関わっている
チラシだったので
このフォントを多用してました

格式高い場所には
このフォントは
ぴったりハマるだろうな

いろいろ調べてみて

2000年も前からあって
確かにいろんなところで
使われてるなーっていうのを
改めて実感しました

デザインは100年サイクルで
入れ替わっている

ということを昔
聞いたことがあるのですが

2000年たった今も
普通にパソコンの中に入っていて
普通に使ってるって
すごいことかもしれない!!!

今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

“Life is Design”
シンプルだけどあたたかく
あなたの想いをカタチに描き起こす
オリジナル絵本作家
グラフィックデザイナー
倉田 美幸

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