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デザイナーなら知っておきたい、ココ・シャネルを通して調べてみた肖像権と著作権のこと。

とあるサイトに

ココ・シャネルを入れたい

というページがあって

写真入れたいけど
使っても大丈夫なのかな?

とふと疑問に思ったので
調べてみることに

オリジナル絵本作家
グラフィック・ウェブデザイナー
倉田美幸です



プロフィールはこちらです^^

オリジナル絵本については
こちらをご覧ください^^

以前著作権のことについて
調べたことがありましたが

モンドリアンに関しては
パクリデザイン(笑)
にはならない
ということを書きました^^

なぜパクリにならないかは
こちらの記事をご覧ください↓
参考記事:デザインと著作権のこと。〜 ピエト・モンドリアン編 〜

基本的に著作権は
制作者の没後70年経っていれば
権利はなくなるとされています

でも肖像権というものもあって
著作権と肖像権は別物なので
分けて考える必要があります

肖像権とは。

肖像権とは、肖像に帰属される人権のことである。大きく分けると人格権と財産権に分けられる。プライバシー権の一部として位置づけられるものであるが、マスメディアとの関係から肖像権に関する議論のみが独立して発展した経緯がある。ウィキペディアより引用

・・・わかるようで
わかりづらいけど

その人物が生きていれば
肖像権は発生してきます

そして著作権と同じように
日本においては

没後70年で

肖像権はなくなるようです

こちらは国によって
法律が違うようなので
気をつけなければなりません

こちらのサイト
Q&Aに詳しく書いてあるので
参考にしてみてください

没後70年後も肖像権がある
国もあるみたいですし

没後すぐに
発生する場合もあれば
すぐじゃない場合もあり

なかなか判断が
難しいところです

ちなみに今回使いたかった
ココ・シャネルですが

亡くなったのは
1971年であるため
没後49年しか経っていません

なので写真は諦めて
イラストにしました

ちなみにイラストも
そっくりの模写だと
肖像権の侵害になりますので
気をつけてくださいね

自分の部屋に飾りたい

などであれば
そっくりの模写は
問題ありません^^

まとめ。

著作権が切れていても
人物が生きていれば
肖像権も生きています

その辺りはしっかりと
調べる必要がありますが
なかなか大変ですよね^^;

世の中には昔の有名人が
プリントされたグッズなどが
多く売られていますが

そこに使われているからと言って
勝手に使って良いわけではないので

調べてもわからない場合は
勝手に使わないように
するのが一番良いです

写真を使いたい場合は
有料素材であれば
問題なく使えるので
そういったサイトをオススメします

参考記事:デザイナーのわたしがよく使う、商用OKな無料・有料画像素材サイト6選。

今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

“Life is Design”
シンプルだけどあたたかく
あなたの想いをカタチに描き起こす
オリジナル絵本作家
グラフィックデザイナー
倉田 美幸

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